税金の納付がコンビニで可能になるコンビニ料金収納サービスその9

うさぎ2008年7月頃、

まだ完成もしていない当社開発中の、コンビニ収納対応封入封緘機をどこから聞いたか「見たい」という要望があり、情報処理会社やフォーム印刷会社にお見せしました。
まだ当時は当社用として企画していたので、他社が使うことは想定していませんでした。
見ていただいたところ、
2工程の分割作業で載せ間違いをどのように防ぐか?と言う予想通りの指摘をいただきました。

まだこのプロトタイプの時は、バラ部分のセパレートに絶対の自信がなく、逆転現象とか出るかも・・・と思っていたので載せ間違い以外にもいち早くフィードミスという形で検出する必要があると感じていたので指摘の通りだと思いました。

このとき良いマシンは誰でも高い性能を簡単なオペレーションで引き出せることができるマシンであり、自分だけが使いこなせる機械は良いマシンではないという結論に至り、全面的に図面をもう一度ゼロからやり直すことになりました。
といっても開発の余地があると思っただけで、まだ他社用に開発というわけではありませんでした。
他社がほしいと言ってもらえるようなマシンでなければ自分にとっても使いにくいものという考え方です。

図面担当の設計会社、鈑金会社、ソフト会社、全員「ここまで来ていてやり直すの?」でした。
申し訳ありませんでした。

2工程での載せ間違いを発見できるようにバーコードセンサーの設置スペースが必要となりました。
また速度の更なる高速化を目指すため、サーボモータの速度設定の見直しに伴う、ローラー位置の変更とフィーダー本体の角度設定の見直し、レールへのフィード部分の根本的な設計変更を行いました。

プロトタイプを作ったことで、予想通りだった部分と予想以上だった部分、残念ながら予想以下だった部分、と洗い出しができていました。
問題だったのは設計の段階と比較して、予想通りだった部分と予想以上の部分を設計変更するのかということでした。
当然予想以下は変更が必要として、予想通りと予想以上の設計を変えて改悪になったらどーしよーです。


しろーと図面です!!

この図面までですでに10枚は書いてます。


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